求人(きゅうじん)は、労働力となる者を収集するために行う告知、及び雇用契約の誘引行為のこと。一般に、企業・団体など事業者が、雇用したいとする者を募集すること、正社員、アルバイトやパートタイマーなど、雇用形態についても、労働条件と共に募集する際に明示する。
田辺市
和歌山県中南部に位置する市。
人口・経済の点で和歌山県第二の都市であり、和歌山県南部の経済・産業の中心地でもある。熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であり、口熊野と称される。面積は1000 km2を超え、近畿地方の市では面積が最大である。
気候は黒潮の影響があり、比較的温暖であるが、内陸は山が迫り、山地的な気候の影響がある。一方、市の北部は紀伊山地に面する。熊野本宮大社をはじめ、熊野参詣道、熊野九十九王子社跡などは、ユネスコの世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道に含まれる物件である。
海岸線は入り組んで田辺湾を形成する。湾の北の端には天神崎があり、南側は白浜に接する。湾内には神島など小さな島があり、亜熱帯性の生物が記録されている。
白浜町
和歌山県西牟婁郡にあるリゾート町。
千葉県などにも存在する白浜という地名と区別する意味で、紀伊半島あるいは旧紀伊国の南を意味する南紀を冠して南紀白浜と呼ばれることもある。古くは奈良時代から、温泉街として有名である。
和歌山県南西部の太平洋岸に位置する。北側は2カ所に分かれて田辺市と境を接し、間に挟まれるように西牟婁郡上富田町がある。南側は西牟婁郡すさみ町がある。町の東部はわずかに東牟婁郡古座川町と隣接する。
観光業と農業、水産業が経済を支えている。夏の海では小さな熱帯魚と共に泳ぐこともできるほか、沖合いに黒潮が流れているという恩恵もあり、一年を通じて温暖な気候で知られる。南紀白浜温泉や椿温泉など温泉が多く湧出し、年間を通じて近畿を中心に観光客が訪れる。南紀白浜空港が所在し、近年は台湾などからのチャーター便が直行している。白良浜などの海水浴場付近を中心に、リゾート施設ほか企業・各種団体などの別荘や保養所が多数集まっている。