利子(りし)とは、貸借した金銭などに対して、ある一定利率で支払われる対価。利息(りそく)と利子は通常同じ意味で使われるが、借りた場合に支払うものを利子、貸した場合に受け取るものを利息と使い分けることがある。米の貸し借りの対価として支払われる利子米(利米)のように利子は金銭以外で支払われる場合もある。
八幡西区
北九州市を構成する7区の行政区の一つである。
北九州市の行政区のうちで最も人口が多く、市の全人口の4分の1以上を占める。黒崎駅の南側周辺は北九州市西部の中心市街地、洞海湾沿岸部は北九州工業地帯の一部をなすが、市域西部から南部には郊外住宅地が広がる。
北九州市の副都心黒崎には、百貨店、大型商店、商店街などの商業施設、区役所、公的機関、図書館などの公的・公共施設が集積している。また、交通の結節点としてJR九州と筑豊電気鉄道の黒崎駅、西鉄黒崎バスセンターが集積している。
西部の折尾地区には大学、短期大学、高等学校等が多数存在しており、この地域は県内でも学生の街として有名である。また北九州学術研究都市は区境を接する若松区ひびきのにあるが、折尾駅からのアクセスが容易である。
永犬丸・沖田、上津役地区では、瀬板の森公園や金山川などの身近な自然とともに、住宅地の整備が進んでいる。八幡南地区は、藤の名所・吉祥寺やほたるの見所・黒川、畑貯水池など豊かな自然に恵まれている。木屋瀬地区は、宿場町として栄えた古い町並みが残され、歴史を活かしたまちづくりが進んでいる。
中間市
福岡県の北部にある市。
筑豊炭田の一角をなし、エネルギー革命による炭坑の閉山等で一時人口が大きく落ち込んだが、その後北九州都市圏のベッドタウンとして再生した。東と南は北九州市八幡西区に、西は鞍手郡鞍手町および遠賀郡遠賀町に、北は遠賀郡水巻町にそれぞれ接している。市域のほぼ中央部を南北に貫流する一級河川遠賀川によって、川西(かわにし)と川東(かわひがし)の2つの地区に分けられている。東部地域には住宅地や商業施設が広がり、全人口の約90%がこの東部地域に集中している。一方、西部地域には農耕地や公園などの緑地が広がっており、一部では工業団地も立地している。